築年数が経過して、住める状態を保っていないかなり悪い状態の家を売りたい場合、解体して売る方法が適しています。
これは、誰も住んでいなかったり、倒壊の危険性があるほど損傷を受けている場合などに利用されます。
解体して売ることで、家がある状態で売るよりも需要が高まり、確実に売却することができます。
家の解体には約1カ月程度かかるとして、その後に売却活動を始めると、土地の需要によりますが通常は約3〜4か月程度で売却できるでしょう。
新しい家を建てたいと考えている買主は、通常は更地を探しています。
なぜなら、更地なら土地を購入した後に自分で家を解体する必要がないため、解体費用がかかりませんし、すぐに新しい家の工事を始めることができます。
したがって、更地にすることで売却がしやすくなります。
しかし、費用と手間をかけたくない人には向いていません。
家の解体費用は、家の構造や広さなどによって異なりますが、多くの場合100万円以上かかります。
また、家だけでなく庭や駐車場なども撤去する必要があるため、敷地が広いほど費用が増えます。
したがって、費用と手間をかけたくない場合は、この方法は適していないでしょう。