アンドロイド端末でのFXは、外出先でも手軽にトレードすることができますので、大変便利です。しかしながら、取引手法によってはアンドロイド端末でのトレードは避けたほうが良いこともあります。そのトレードとは、スキャルピングです。スキャルピングとは、短時間でトレードを終わらせる取引手法で、数秒から数分単位でわずかな利幅を狙っていきます。
つまり、一瞬一瞬が勝負であり、通信速度が遅い場合には向いていません。たとえば、いざチャンスが来たと思い、スキャルピングでトレードを開始したとしても、通信速度が遅ければ、決済の瞬間に期待とは逆の方向に為替レートが動いてしまうこともあるでしょう。これはスリップという現象ですが、いくら業者側のサーバーが安定しているからといっても、通信端末の速度によってスリップが発生してしまうことがあるようです。
また、年末などの取引量が少ないときも、為替レートの動きが激しくなるため、アンドロイド端末でのスキャルピングトレードは避けたほうが良いでしょう。もちろん、アンドロイド端末でスキャルピングをしたからといって、必ず損をするというわけではありません。損をすることはもちろんありますが、逆に得をすることもあるようですよ。
しかしながら、通信速度が遅いということは、スキャルピングでのFXトレードでは致命傷となりかねませんので、資産を失うというリスクを軽減するためにもスキャルピングは避けるべきでしょうね。